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40代のダイエッターでプチミニマリストの雑記ブログです。ご訪問いただきありがとうございます。

普通の年収の家庭の資産運用 うちの場合

「年収2000万円問題」というのが一時期話題になっていましたが、皆さんは資産運用はやっていらっしゃいますか?

皆さんこんにちわ♪
プチミニマリストでダイエッターのmonoです。

いつもご訪問いただきありがとうございます。

さて、このブログは雑記ブログなのでその時々で気になったことを書いているので、今日は資産運用についてのお話です。興味がない方はスルーしていただいて、興味がある方は最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

普通の年収の家庭の資産運用

うちは、特別に収入がいいというわけではなく至って普通の年収です。だから、お医者さんや外銀に勤めているようなエリートの方達とは違って、蓄えもそれほど多くはありません。

同様に親世代も相続できるような金融資産を有していない、どちらかというと貧困層に近いかもしれません。

そういう普通の家庭の、普通の年収の人が資産運用をする時にはどういう設計をしたらいいのかを一緒に考えてみましょう。

その1 資産運用をする前に

まず、資産運用をする前にどれくらい手元にキャッシュを残して、どれくらい運用にまわせるのかがとても重要です。

資産運用は

資産 × 運用利回り = 投資利益

という簡単な公式ですから、元手が大きければ大きいほど投資利益は大きくなりますし、運用利回りが大きければ大きいほど投資利益も大きくなります。

ですから、キャッシュをほとんど残さずにフルインベストメントされていらっしゃる方もいれば、滝〇クリ〇テルさんのように無リスク資産のみで運用は一切しないという方針の方もいらっしゃいます。(←保守的過ぎて逆に感心しましたよ)

うちの場合はどういう風に考えているかというと、何かあったときのために生活費の6か月分と直近4~5年で出る大きな出費は現金で流動性を確保して、それ以降に必要だと思われる老後資金用の長期で運用できる金額は投資にまわせると考えています。

具体的には、

  • 生活費6か月分 150万円
  • 車購入資金 200万円
  • 大学資金 600万円~1,000万円
  • パソコン購入 40万円

少し脱線しますが、

パソコンなんですけど、Windows 10のサポートが2025年10月14日までとなっています。

持っているパソコンでOSのバージョンアップができないか、Windows 11へ更新できるかチェックするMicrosoft公式ツール「PC 正常性チェック」ソフトを入れて試してみたのですが、結果はCPUが対応していないから駄目だそうです。

2025年10月までですから、あと3年でうちの場合は2台買い替えです。

同じように古いパソコンでWindows 10を利用している方はサポートが3年後に終了することを予定にいれておいたほうがいいと思います。

ちなみに、Microsoft公式ツール「PC 正常性チェック」ソフトは公式サイトの『PC 正常性チェック アプリのダウンロード』からダウンロードできますので、古いパソコンをお持ちの方は確認されてみてはいかがでしょうか?

Microsoft公式サイト: 新しい Windows 11 OS へのアップグレード | Microsoft

資産運用の話に戻しますと、うちの場合は子供が一番お金がかかる時期にもうすぐ突入しますので、安全をとってキャッシュ多めにしています。

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その2 アセットアロケーションを考える

投資にまわせるお金の金額がわかったら、それをどれくらいの割合でどの資産に投資を行うかを決めます。

投資には

  • 債券
  • 現物資産

主にこの3種類です。

うちの場合は、わたしがマニュアル人間なのでマニュアル通りにいろんなアセットに分散して投資したいと思います。「1つのかごに卵を盛るな」ですね。

値動きの異なるアセットに分散するとどういう効果があるかというと、変動リスクを少し抑えてくれます。

例えば、ドルとゴールドは逆相関なので、ドルが上がるとゴールドが下がり、ゴールドが下がるとドルが上がります。株と債券も逆相関の時期が多く(最近連動してますけどね)、伝統的な割合だと株6:債券4が効率的ポートフォリオだといわれてますね。

うちの場合は、現物(金とか不動産投資信託)に1~2割、残りを株と債券に。株と債券の割合は 「100-年齢」で年齢を重ねるごとに債券の比率を大きくしていきます。

年齢が高くなるとそんなに大きな失敗ができないですよね。若いうちは働けばなんとかなるかもしれませんが、60歳を超えて株で大損して年金生活に入る前に金融資産を大きく減らしてしまうというのはリスキーなので、あまり話題にはなりませんが債券も持っています。

その3 ポートフォリオを考える

アセットアロケーションが決まったら、ポートフォリオを考えます。

ポートフォリオというのは具体的にどの投資商品に投資をするかということですね。

うちの場合は、わたしが保守的な人間なので、レバレッジがかかったものや個別銘柄はほとんど触りません。(リート除く)

  • 株 → eMAXIS Slim 先進国株式インデックス・eMAXIS8資産均等・VT
  • 債券 → 米国ストリップス債・eMAXIS8資産均等
  • 現物 → 1540純金信託・eMAXIS8資産均等

株をやっていない人は積み立て投資をしている人のことが不思議に思うみたいで、「何を信じて投資をしているのか?」と聞かれたことがあります。私の答えはとても明確で、「資本主義の膨張にBETしているんです」

見てください私のポートフォリオを、全体を買ってるでしょ。

資本主義というのは長期で見ると膨張する性質だというのはわかっていて、そして、産業革命のように技術発展の時には拡大期がやってくるというのは歴史が証明しています。もうすぐシンギュラリティが来るとわかっているのに買わない手はないでしょ?

え? わたしの妄想ですって、そうかもね^^(笑)

債券に関しては、米国のストリップス債を購入しています。わたしが使っているSBI証券では、新発債はなかなか買えないので既発債を買っています。

普通の米国国債なら年に2回クーポンが支払われるのに対し、ストリップス債(割引債の一種)の場合は、満期でもらえる金額は購入時に決まっていて割引価格で購入できます。

簡単に言うと、ストリップス債は複利が効いて、普通の米国国債は単利になります。

現役時代はストリップス債で複利を効かせて、定年になってから普通の米国債に切り替えて、クーポンをもらう作戦。米国債に関しては円転せずにそのままドルで持っていようと思うので為替変動リスクは気にしていません。

債券に関して言えば、投資信託やETFという選択肢もありますが、生債券だと満期まで持てば必ず償還されるので生債券にしました。リスクには、為替リスク、価格変動リスク、流動性リスクなどがありますが、2%程度のリターンしか期待できないのに価格変動リスクまでみたくなかったので。

なぜ、2%程度の期待リターンなのかというと、外債というのは理論的には為替があるので国内債券と同じぐらいのリターンしか期待できません。だいたい日本の20年債が0.9%、30年債で1.3%。これが日銀の政策で1%程度押し下げられているといわれているので、2%程度が妥当な期待リターンですね。

高金利通貨は売られるというのが常ですから。 昔あったグローバルソブリン債を思い出していただければわかると思います。グロソブの話になると話がずれてしまうのでちょっと割愛。

まぁでも、債券は投資信託でもETFでも生債券でも対して変わりません。買ってるものは結局同じですから。

その4 税制を知る

どの金融商品を買うかが決まったら、税制が有利なものに振り分けます。うちの場合であれば、iDecoとつみたてNISAを利用して足りない分は特定口座を利用しています。

iDecoとつみたてNISAを利用するかどうかは人によって違います。例えば転職が多い方や専業主婦の方はiDecoはおすすめしません。なぜなら、iDecoは職場に紐づいているので退職すると指図者になって出資できない場合があります。

60歳までは原則解約できず、「脱退一時金」として、積み立てた資産を受け取ることができる方はごくわずかです。

  • 60歳未満であること
  • 企業型DCの加入者でないこと
  • iDeCoに加入できない者であること
  • 日本国籍を有する海外居住者(20歳以上60歳未満)でないこと
  • 障がい給付金の受給権者でないこと
  • 企業型DCの加入者及びiDeCoの加入者として掛金を拠出した期間が5年以内であること。または個人別管理資産の額が25万円以下であること
  • 最後に企業型DCまたはiDeCoの資格を喪失してから2年以内であること

「3. iDeCoに加入できない者であること」は、国民年金の保険料を払えない状態などを指します。全ての条件を満たす方はごくわずかなため、中途解約して資産を受け取ることはできないと思ったほうがいいでしょう。

税制をきちんと理解して、自分にとって本当に有利なのかどうか判断できる人じゃないと難しいですよね。iDecoが使える人は、サラリーマンや公務員などの収入が安定していてリストラに合いにくい大手企業の人ってイメージですね。転職の多い職業は難しいですし、自営業者さんであれば小規模企業共済を先に加入して、それでもお金が余っていたらという感じです。

わたしは専業主婦なので、所得税控除を受けられないのでiDecoではなく つみたてNISA を利用しています。

その5 証券会社を決める

うちはネット証券を利用しています。窓口の大手の証券会社は運用金額が3000万円以上じゃないと相手にしないようなので。

でも、ネット証券は手数料がすごくやすくなっていて、開設も簡単だし、スマホからも取引が簡単にリアルタイムでできるようになっているし、わたしが加入しているSBI証券は、端株も買えるし、クロス取引もできるし、便利に使わせてらもらっています。

最初は、SBI証券のホームページが、画面遷移がわかりづらいサイトだと思ったけど、慣れてしまえばへっちゃら。アプリからの取引はわかりやすくてサービスも拡充しているし、使い勝手よく使わせてもらっています。

その6 投資する商品を決めて購入する

実際に投資をしてみないとわからないこともあって、見聞きするのと実践するのとは全然違うんですよね。簡単そうに見えても高値掴みしちゃったり、絶対に大底でぶん投げないと思っていても耐えられなくてやってしまったり。

投資金額が大きくなればなるほど、1日に動く金額も大きくなっていって、実際に生活しているお金の間隔と、投資で動くお金の間隔が乖離するような感じ。

でも、長期投資は値動きを気にしないのが1番っていうことが最近分かってきたような気がします。

子供に伝えたいお金の話

自分の子供にはこんな風に伝えたいお金の話。

最近、Twitter や YouTube のインフルエンサーさんに刺激されてFXやレバレッジがすごくかかった投資商品を購入する人もいるけれど、普通にまじめに働いてレバレッジがかかっているリスキーな商品は買わずに地道に行きなさい。

FXって為替だよね。為替というのはゼロサムゲームといって、あなたが儲かれば世界の誰かが損をする総和がゼロのゼロサムゲームなの。だから、もちろんFXで儲ける人もいるけれど、その分損している人もいるの。

しかも、99%の人が損をして、残り1%の人が得をするような世界なんだから、足を踏み入れないように。

それから、投資信託を買うときは、きちんと手数料など比較してできるだけ手数料を安いものを買うのよ。同じ三菱UFJ国際投信のインデックスファンド・シリーズを見ればわかるけれど中身は同じ全世界株だけど信託報酬を比較してみるね。

信託報酬

  • eMAXIS全世界 0.616%
  • eMAXIS Slim 全世界 0.1133%

銀行で売られているeMAXIS全世界の信託報酬は0.616%、ネット証券で買えるeMAXIS Slim 全世界は0.1133%。

中身は同じ全世界の株を時価総額の割合で買う投資信託でも、信託報酬が違うの。これは、情報弱者の手数料は高く、そうでない人には安く売っているということ。

こういう情報は自分で取りに行けるようになりなさい

まだまだ子供には伝えたいことがあるけれども、まだちょっと難しいからこれくらいにしておくわ。

あっ、それからもう1つだけ、誰が書いたかもわからないようなnoteを買ったり情報商材を買ってお金を無駄にするくらいならこの本を読みなさい。

まとめ

資産運用をする時は、大枠から決めていく

資産運用をする時に決める順番

  1. リスク資産、無リスク資産を分ける
  2. アセットアロケーションを決める
  3. ポートフォリオを決める
  4. 自分にとって有利な税制制度を利用する
  5. 実際に購入する証券会社を決める
  6. 投資する商品を決めて購入する

※この記事は投資を推奨しているわけではありません。投資は自己責任でお願いします。